発達障害児を支援する作業療法士のひとりごと・・・
どうも初めまして、作業療法士の『pirori』です。
私は、作業療法士になり11年目になります。
病院での勤務を経て、現在は児童発達支援の施設で働いています。
これまでの自分の作業療法士としての経験や知識などを『ひとりごと』のようにつぶやいていきたいと思ってます。
少しでも興味を持ってもらえると嬉しいです。
暇つぶし程度に読んでみてください。
今回は、初回なので自分が発達障害児を支援するにあたって大切にしていることを1つだけお伝えできればと思います。
『発達障害の子は、困った子ではなく、困っている子』
という考え方です。
これは自分の元上司の方に教えていただきました。
発達障害の子供は周囲の人から見ると、"困った子"と思われがちですが、そうではなくその子供自身が”困っている子”なのです。
似ているようで全く違います。
主体はあくまでも子供であり、周囲の人ではありません。
このことは非常に重要である反面、私を含め周囲の人は忘れてしまいがちな考えです。
とは言え、”困った子”である要因もゼロではありません。
なぜなら、人は一人で生きているわけではありません。
すなわち、”困っている子”の周囲の人、特に普段関わることの多い保護者にとっては”困った子”である側面はあるかと思います。
そのため、”困っている子”という子供主体の考えを原則として頭に入れた上で、”困った子”と認識している周囲の人も支援の対象となります。
私の支援の対象は、子供は当然ですが、その子の周囲の人もそうなのです。
今回は、これぐらいにします。
読んでいただきありがとうございました。